よくあるご質問

  • 外断熱工法に関するQ&A
  • ルネス工法(逆梁工法)に関するQ&A
  • 混構造住宅(鉄筋&木造)に関するQ&A
  • パワーコンクリート工法に関するQ&A

外断熱工法に関するQ&A

外断熱工法とはどんな工法ですか?

屋上・屋根も含めて建物全体を断熱材で包み込む施工方法です。躯体構造の外側に断熱材と外壁面があるため、風や雨水の影響を受けにくく、建物躯体構造の劣化を抑制します。また、室内は一定の室温を保てるため冷暖房費を節約でき、省エネです。

外断熱工法は何種類もあるのですか?

躯体構造の違いや外側の断熱材の種類や設置方法の違いにより、数種類の施工方法があります。外断熱は鉄筋コンクリートへの施工がもっとも効果的だと言われており、厚さ200mm近いコンクリート壁が熱をためる蓄熱体となります。断熱材をこのコンクリート壁の外につける(外断熱)とコンクリート壁は外気や天候の影響が少なく、一定の蓄熱体となって内側の室温を保てるのです。

RC造での外断熱工法の種類

1 通気層がある外断熱工法:「EV外断熱工法」「レンガ積外断熱工法」 など
2 通気層がない外断熱工法:「密着式外断熱工法」

どんな外断熱工法がいいのですか?

通気層の有無や断熱材の種類・設置方法・時期の違いなど、様々な外断熱工法が開発されています。外側の表面仕上げも「タイル仕上げ」や「塗装仕上げ」などがあり、建築する建物の用途や目的に応じて選ぶことができます。また、工法や断熱材の違いだけではなく、開口部(窓)の大きさやサッシの性能・材質の選定、ベランダ部分や階段部分と躯体の結合方法などによって断熱効果が変わってきますので、建築の目的とそれぞれの特徴を踏まえて検討するのがいいでしょう。

外断熱の建築費は高いのでしょうか?

建築条件などにもよりますので一概に申し上げることはできませんが、鉄筋コンクリート造の場合、15~20%ほど高くなるのが一般的です。躯体構造の鉄筋コンクリートの外側に、断熱材とそれを保護する最終の外壁がもう1枚必要になってくるからです。また、十分な断熱効果を得るため開口部のサッシやガラスも外断熱仕様にするなど、よりハイグレードになる傾向があるため建築費が高くなります。しかし、建物の耐久性・資産性、ランニングコスト面での省エネ性、居住空間の快適性を考えれば、十分に導入するメリットがあると言えるでしょう。

現在のマンションを内断熱から外断熱に変更できますか?

建築条件などにもよりますので一概に申し上げることはできませんが、基本的には変更可能です。外断熱にするためには、まず現在の建物の躯体構造の外側に、どのような断熱材が施工できるのかを調査します。そのうえで、開口部のサッシの性能や変更した場合の気密性保持や壁との納まり、屋根・屋上部分や基礎部分の断熱方法など、様々な事項を検討する必要があります。

外断熱工法の外壁のメンテナンスは必要ですか?

風雨にさらされる最終外壁は、定期的なメンテナンスが必要になります。通常の建物管理としてお考えください。しかし、内部にある躯体構造壁は最終外壁と断熱材によって外部環境から守られているため、躯体構造壁自体の大規模補修費は軽減されるでしょう。

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ルネス工法(逆梁工法)に関するQ&A

ルネス(Renace)の名前の由来は?

ルネス工法の基本理念は、品質を高め、より広く、より快適な暮らしを、生活者の立場に立って提供するというもの。中世欧州での人間性解放をめざす文化革新運動・新しい価値の創造、再生を意味する「ルネサンス」(Renaissance)の思想をならって表現しました。

ルネス工法は高いのではないですか?

建築条件などにもよりますので一概に申し上げることはできませんが、建築コストにおいては、鉄筋コンクリート造・在来工法に比べ躯体費で5%前後高くなるとお考えください。建築時のイニシャルコストは高くなりますが、ランニングコストが比較的安めに済むのがメリットです。たとえば、床下点検口から配管の修理・点検が容易にできますし、配管がコンクリートの中に埋設されていないため、配管修理のために躯体を壊す必要がありません。「1階2層空間」がもたらすメンテナンスフリー、リフォームフリーの床下空間によって、2世代・3世代と住み継いでいけますので、ライフサイクルコストを下げることにもつながります。

階高はどうなるのでしょうか?

2種高度の高さ10mを有効活用するのがルネス工法です。ルネス工法の階高3.3mで6階以上の場合、在来工法と比べると約2.5m高さが違ってきます。建物の各フロアの使用目的に応じて、必要なフロア(階)を部分的にルネス工法で施工することもできます。

床下の湿気は大丈夫ですか?

「1階2層空間」の床下空間には強制排気システムを装備しています。湿った空気を壁面の開口部より強制排気して、居室全体の換気を行いますので結露やカビの発生を抑制できます。

メンテナンス性はどうでしょうか?

床下点検口から人が入ることができますので、配管・配線の点検・修理は比較的容易に行えます。配管はコンクリートの中に埋設していませんので、修理のため躯体を壊す必要がありません。在来工法に比べ、メンテナンス費用を抑えることができます。

将来、リフォームはできますか?

ルネス工法では、ライフラインの配管は床下に収まりますので、リフォームをする場合、キッチン・お風呂・トイレなどの水回り設備を好きな場所に配置できます。家族構成の変化や賃貸需要層の変化に伴った居室・間取りへつくり変えるリフォームが可能な工法です。なお、在来型の工法の場合は配管などがコンクリートに埋没しているため取り替えられないケースが多く、水回りの設計も制約を受けがちです。

ルネス工法の会員会社は他にもあるのでしょうか?

はい、ございます。現在、株式会社ダイフクルネスがフランチャイズなどの管理をしています。ルネス工法は、飯田建築設計事務所の飯田郁夫先生が考案した工法です。1988年にルネス工法プロジェクトを発足し、「1階2層空間」システムや床下収納システムなど、取得特許は30件を超えます。1994年から株式会社ルネス研究所にて、設計会社や建設会社などをメンバーとする会員制のルネス研究会が発足しました。丸二では、一般会員に先駆け、1993年からルネス研究会第1号会員としてルネス工法の開発・実施工をはじめました。1994年7月にはルネス工法施工・全国第1号「ルネス緑町(小金井市)」を竣工させています。

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混構造住宅(鉄筋&木造)に関するQ&A

1階は駐車場にしたいのですが、混構造で3階建てはできますか?

はい、できます。1階を鉄筋コンクリート、2・3階木造にて建築可能です。木造では、間口を広く設けることが難しい場合も多々ありますが、1階を鉄筋コンクリート造にすることで、広い間口を確保することができる可能性が高まります。

鉄筋コンクリートの家より安くできるのですか?

はい、安くなる可能性はあります。計画する建物によっても異なりますので、詳しくはお問い合わせください。

異なった構造材(鉄筋コンクリートと木造)を併用して、耐震性に問題はありませんか?

はい、問題ありません。混構造の住宅は、しっかりとした構造計算を行い、耐震性を確認したうえで建築しています。

実際に混構造の住まいを見学することはできますか?

時期によっては可能です。お問い合わせいただいたときに、混構造で建築中の現場があれば、見学をしていただくことは可能です。お引き渡し後の建物ですと、外観を見ることはできますが内部を見学することはできません。現在の状況などは、お気軽にお問い合わせください。

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パワーコンクリート工法に関するQ&A

パワーコンクリート工法は、耐震・免震・制震のどれに該当するのですか?

耐震です。一般的には、揺れをがっちりと受けとめるのが「耐震」、かわすのが「免震」、柔軟に受けとめるのが「制震」と言われています。当社の「パワーコンクリート」は、単位水量を抑えたコンクリートで施工することにより、より強固で、密度が高く、耐震性に優れ、長持ちする、「強い鉄筋コンクリート構造体」を実現するものです。

一般的な鉄筋コンクリート住宅に比べて高いですか?

はい、高いです。パワーコンクリートは一般のコンクリートに比べ流動性が低いため、型枠に流し込むときに、とても多くの人手がかかります。また、鉄筋間の間隔を広くする必要があるため壁などの厚みが大きくなり、必要なコンクリート量が増えます。そのため、一般的な鉄筋コンクリート住宅よりコストがかかります。

パワーコンクリートで設計上留意する点はありますか?

一般的な鉄筋コンクリート住宅に比べ、壁などの厚みを大きくする必要があります。パワーコンクリートは一般のコンクリートに比べ流動性が低いため、型枠にコンクリートを流し込む際、鉄筋と鉄筋の間が広く保つ必要があるためです。

実際にパワーコンクリート工法の住まいを見学することはできますか?

時期によっては可能です。お問い合わせいただいたときに、パワーコンクリート工法で建築中の現場があれば、見学をしていただくことは可能です。お引き渡し後の建物ですと、外観を見ることはできますが内部を見学することはできません。現在の状況などは、お気軽にお問い合わせください。

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